OUR STRENGHS
私たちの強み
A corporate body specializing in mathematics 数学を専門とする法人団体
私たちの理念は「信頼性と有用性が高く、学習指針として広く認められる数学に関する検定事業を実施し、得られた知見を社会に還元することを通じて、世界中の人々の生涯にわたる数学への興味喚起と数学力の向上に貢献する。」です。
この理念をもとに、実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)を実施して30年。数検の他にもビジネス数学検定事業や普及啓発事業にも取り組んでいます。それらの実績と知見を生かし、⽇本社会に対して「数理科学リテラシーを育み数学⼒に⾼める」ことに貢献してまいります。
CONNECTING SCHOOL EDUCATION AND SOCIETY 学校教育と社会をつなぐ
学校教育に精通しているから私たちだからこそ、学校で学ぶ数学と社会で使う数学スキルの架け橋となるような取り組みができます。学校教育で育んだ数学リテラシーを実社会で発揮できる数学力に変える支援をします。




MDASH SUPPORTER CERTIFICATION 経済産業省の「MDASH SUPPORTER®」認定
当協会は、内閣府・文部科学省・経済産業省が進める「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の趣旨に賛同し、支援する団体として、経済産業省の「MDASH SUPPORTER」に認定されています。
数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度とは、内閣府・文部科学省・経済産業省の3府省が連携し、各大学・高等専門学校における数理・データサイエンス・AI教育の取り組みを奨励するための認定制度です。
政府の「AI戦略2019」においては、データとデジタル技術を活用したビジネスモデルの抜本的な変革(DX)をしていくことが重要で、このDXを担う人材として、「数理・データサイエンス・AI」を理解し、活用できる人材が必要であるとしています。これらを身につけた人材を育成するしくみとして、大学(大学院を除く)、短期大学、高等専門学校が実施する教育プログラムを認定する「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」が創設されました。
経済産業省から認定を受けた「MDASH SUPPORTER」は、数理・データサイエンス・AIに関する基礎的な能力を修得した人材がより多く輩出されることを期待する産業界の声を集めることを通じて、大学・高等専門学校での教育プログラムを整備する取り組みを後押しするとともに、人材の活躍の場が拡がることを目的としています。
PROVIDING A WIDE RANGE OF SOLUTIONS 幅広いソリューション提供
当協会は、「数理・データサイエンス・AI」の基盤となる教科「数学」に関する検定事業や資格制度などの取り組みをとおして、数理・データサイエンス・AIの基礎的素養を兼ね備えたDXを担う人材の育成と活用を推進しています。

データサイエンス数学ストラテジスト
データサイエンス戦略(データの把握や分析など)において必要とされる数学的スキル・リテラシーの学習機会を提供しています。また、理解度・習熟度を測定し、データサイエンス数学ストラテジストとして資格認定しています。

実用数学技能検定
実用数学技能検定「数検」を通じて、数学・算数の学習成果を評価・顕彰する生涯学習の場を提供しています。累計志願者数はのべ600万人を突破しており、数学・算数に関する検定のスタンダードとして、児童・生徒の学力定着の確認や学習意欲の向上、進学・就職をはじめ、社会人の学び直しなどに活用されています。

ビジネス数学
社会・企業と数学との接点を明らかにし、実社会における数学的リテラシーの向上や、企業の効率的な人材育成につなげるため、ビジネスにおいて必要とされる数学の検定および研修などを実施しています。

髙田 忍
REPRESENTATIVE MESSAGE 代表メッセージ
今、Society5.0時代が到来しつつあり、そこでは、AI(人工知能)、ビッグデータ、IoT(Internet of Things)、ロボティクスなどの先端技術が高度化し、あらゆる産業や社会生活に取り入れられる社会に変貌し、社会のあり方そのものが、これまでとは「非連続」と言えるほど劇的に変わる状況が生まれると言われています。
そこでは、将来の成長、競争力強化のために、新たなデジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを創出したり、これまでのモデルを柔軟に改変したりすること、すなわち、DX(デジタルトランスフォーメーション)が喫緊の課題とされ、DXを支える人材を育成すること、データサイエンスや数理科学についての素養、すなわち、リテラシーを、広く国民の教養として培うことが強く要請されています。
大学教育では、データサイエンスに関わる授業科目を、国の規定する枠組みに基づいて各大学が設定し、理系・文系の枠を超えて、すべての大学生が学ぶことが義務づけられようとしています。
算数・数学の学びは、このリテラシーを支える重要な基盤となることは間違いありません。それは、算数・数学についての知識や技能を身につけ、それらを活用して問題解決をすることにとどまるものではありません。
「学び」の基本を実体験し、ものごとを考えたり、説明したりすることはもとより、情報と賢く対応する基本的な構えも鍛えられることになるでしょう。
当協会では、社会の多様なニーズの的確な把握と全世代への対応、AI時代を見通した新たな学びの枠組みの提供、これまでに蓄積したビッグデータの活用などに取り組んでまいります。